ニコチャンハ ドコ デスカ?
2007年9月3日 福岡、ジャパン
2週間以上も姿を見せなくてごめんなさい。メールには返事をしていたんだけど、ブログやMySpace、YouTubeの更新はお休みしてた。シーズン中にこういう状態になることは何回かあるんだけど、熱心に待ってくれていた皆さんには申し訳ない。
じっさい、あまり書くべきことがなかったんだ。なんだか何もかもがスローダウンしてしまって・・・。家族が帰国して一ヶ月になるけれど、おかげで僕の生活はとてもつまらなくなってしまった。それになんと言っても、最近はあまり登板していないんだ。なぜ投げられないのか、わからない。正直、そのことについて驚いている。
今日現在、27試合を残して日本ハムファィターズと3ゲーム差でチームは首位争いをしている。両リーグの上位3チームがプレーオフに出場できるから僕らはきっとプレーオフには出られるだろうけど、首位になることは重要だ。首位チームはポストシーズンの一回戦が免除され、とても有利だからだ。チームの周りの雰囲気は緊張感を増しているし、選手たちもそれを感じているのは明らかだ。
このチームでの僕の仕事は、左打者を打ち取ることだ。決して自慢じゃなくて、僕は今年の自分のやった仕事に満足している。今シーズン、左打者には長打はたった一本しか許していないし、最後に左打者にヒットを打たれたのは5月の初めのことだったんだよ。だけど、なんだかよくわからないんだけど、それだけじゃあ十分じゃないって。これまで今シーズンほど左打者に対して低い被打率だったことはない。もしこれがアメリカだったら、もっとうんと投げられるだろうけど、ここではそれほど投げられない。
外国人選手というものは、ここ日本では異なった判断のされ方をしてしまうということは、お分かりいただけていると思う。僕の場合、シーズンを通して僕がしでかしたあらゆる間違いが、まるで世界の終わりがやって来たみたいな重大事として扱われる。野球選手であるということは、特にリリーフ投手であればなお、ミスから学び、先に進んで次の試合に備えるということだ。こういうことについては、ベテランになってからは上手にやってきたんだけど、今シーズンはそうすることが難しい。なぜなら四六時中自分のミスを思い出させられるんだから。それが直接的なやり方であれ、間接的なやり方であれ。
そういうわけで、僕は何のためにここにいるんだろうと思うようになった。まるで手錠をはめられているような気分で、僕ができるやり方でチームに貢献することができないと感じている。ずっと控えでいることは、とてもつらい。結局のところ、ただ座っていて、次のチャンスを待つしかないのだ。本音の話、そういうのはあまり楽しくない。特に、家族が遠く離れてしまっているとなおさらだ。今日、娘が電話で聞いてきた。娘の誕生日(8月下旬)に僕は全然家にいないのに、息子の誕生日(11月)にはいつも家にいるのはどうしてって。僕は今何をしているんだろうと改めて考えてみると、ここにこうしていることが、本当にそれだけの価値のあるものかどうか自分に問いかけずにはいられない。もし僕が登板していて、もし僕がぼくのできる最善のことをできていて、チームが優勝を目指すのに貢献できていれば、イエス、それはそうするだけの価値があるだろう。でも僕がここにこうしてただ座っているしかないときは、僕はそうじゃないとしか思えないのだ。