我が家にて、そして次に進む
2008年10月13日 米国
我が家は素晴らしい。まだ帰ってきてから2週間だが、もっとずっと長くいる様な気がする。家族とは2ヶ月近く会っていなかったので、みんな私が家に帰ってきて喜んでいる。この時期は、スケジュールは完全にオープンで、自由時間がたっぷりとある楽しい季節なので、妻や子供たちといろいろなことをしなければならない。
昨日ニュースが届いて、私は2009年にはホークスに戻らないことになった。これは驚くべきことではない。チームはシーズン最後の2ヶ月間とても悪い出来で、結局最下位に終わった。この組織にとって、全く不名誉なことだ。そして一部のコーチ陣と外国人選手が責任を負わされているようである。厳密に野球的観点からいうと、そうあるべきだと私も思う。この件に関してはまた来月述べたい。
家族と私は、福岡に住むことが本当に好きだった。子供たちは日本を愛する様になり、また戻りたがっている。日本の野球ファンからは、最近たくさんの素晴らしいEメールを貰い、福岡での滞在を素晴らしいものにしてくれた全ての人たちにお礼を言いたい。あなた方の街に住み、あなた方のチームでプレーしたことは私にとって一生の思い出だ。しかし、今は次へ進まなければならない時だ。
福岡でプレーすることについて訊かれると、私は決まってこう答えた。ここに住むことは素晴らしい。ファンも素晴らしい。街も素晴らしい。でも野球に関してはいろいろとイライラすることも多いし、あまり充実もしていない、と。福岡の外国人選手は、日本の中でも最も難しい状況に置かれている部類だと言える。日本に来る前にもそう聞いていたが、日本に着いてから他チームの外国人選手からも同じことを聞いた。最終的には、それを身をもって知ることになった。殆ど完璧なのに、残念なことだ。チームは我々のことを家族も含めてよく面倒見てくれるが、グラウンドではイライラの連続だった。それがどういう意味かについては来月もっと詳しく書こうと思う。
さて、次は何をするのだろうか?ホークスのコーチになってくれという人もいる。GMはどうかという人さえもいた。それらの役職に就いた場合に自分にできる事は多々あるとは思うが、恐らくそれは自分の描く将来では無い。
状況がうまく作用すれば、また日本でプレーしたい。何が自分にとってのオプションか、見極めたい。日本で2シーズンを過ごしてみて、自分が何を求めているか、もっと具体的に言えば、誰の下でプレーしたいか、解った。もし話が合えば、恐らくそれを受けることになるだろう。ホークスとは違った環境でプレーしてみたい。
日本のチームメイトのことは、これから本当に思い出しては寂しく思うことになるだろう。言葉の壁にも関わらず、本当に仲良くなれたし、彼らには本当に成功して欲しいと思っている。スタッフの中にも良く知り合った人もいるし、彼らのことも思い出すことになるだろう(中には思い出したくない人もいるが)。
過去2シーズンに亘る、皆さんの多大なるサポートに今一度感謝を述べたい。おかげで日本での時間を本当に楽しく過ごすことが出来た。また、このブログを日本語に訳して、皆さんに披露してくれた3人の翻訳者にも感謝したい。ケン、コレタカ、シンイチは、素晴らしい翻訳を私と皆さんの為にやってくれた。その努力には言葉では言い表せない程、感謝している。