緑は良くない!
2008年7月28日- 福岡
環境保護主義の方々、怒られる前に私の説明を聞いてください。
ホークスは、外国人選手に自動車を貸与してくれる日本で唯一のチームだ。これは我々にとって大変ありがたいことで、自動車なしで福岡周辺を動き回ることは難しいからだ。
もちろん外国人が日本で運転をすることで、問題を起こし得る。日本での2シーズン、これまで私自身にはそんなに問題はなかった。せいぜい昨年、郵便局の駐車場でバックして柱にぶつけて2〜3ドル払ったくらいで、それ以外は至って物事はスムーズ運んでいたのである。今日までは。
今朝起きて雁ノ巣での早朝練習に行く前にガソリンを入れなければいけないことに気がついた。過去2年間に少なくとも12回はガソリンを入れなくてはならなかったが、これまで一度も困ったことになったことはない。今日、セルフサービスのガソリンスタンドに着き、2000円相当のガソリンを私のトヨタのシエンタに入れ、スタンドを後にした。
1キロ行ったところで高速道路の大きな橋にさしかかった頃、クルマが「ぷすぷす」言い出したのを感じた。ついにはアクセルを踏んでも進まなくなってしまった。私は自分がトラブルにはまりこんだことを知った。悪いことに、私が立ち往生しているのは高速道路の出入り口の間の、しかも追い越し車線だったのだ。朝の混雑する道路から抜け出し、物事を回復するチャンスは皆無だった。
およそ1分後、同じく練習に行くチームメイトが来てくれて、何が起きているのかわかってくれた。ヨシモトが手伝ってくれて、私の車を道路わきに押し出すことができた。少し上り坂になっていたのでクルマを押すのは楽ではなかったが、我々はそれをやり遂げた。
私は我が信頼すべき通訳のタカに電話し、彼が必要な電話をし、レッカー車の手配をしてくれた。タカによればクルマが動かなくなったのは私のせいではないので気にしないでよいということだった。それが本当だったらよかったのだが。
私が気づいたことは、ガソリンスタンドで私がクルマに入れたのは「緑の」燃料だったということだ。もっと一般的には「軽油」として知られている燃料だ。我が小さき愛車は明らかに軽油の味が好きではなく、実際、それを飲んで非常に気持ち悪くなって一歩も動けなくなってしまったのだ。
前にも言ったように私は日本で何度もガソリンを入れてきたが、「赤」の燃料、レギュラーガソリンで満タンにするのが常だったのだ。今日の私は、本物の「馬鹿外人」だった。そして私が50分遅刻して練習に参加したとき、チームメイトたちは私の失敗をネタに大笑いしていたのだった。
私が日本に住んで15ヶ月近くになるが、冒険は決して終わることがない。