ミヤザキのまとめ

2008年2月23日 宮崎

宮崎への里帰りもあっというまに過ぎ去った。昨年、とにかくホークスに戻ってシェラトン・グランデ・オーシャン・リゾートの温泉に入りたいと言い置いたわたしである。その機会をものにできて実にハッピーだったが、それももう終わってしまった。

キャンプは順調だった。昨シーズンでの経験をもとに行った調整には自分でも大変満足している。取り組むべき課題はうまく運んだし、自分が2008年シーズンの成功に向かって正しく進んでいると実感できる。もっとも、わたしにとってはボークのひとつもなければ春季キャンプではないわけで、まさにそれをやらかしてしまった。アンパイヤのコールには心底納得できなかったし、もちろん耳を貸す気も起きなかった。ヴィデオがありますので、皆さんでご覧になって、ご意見を寄せてください。

そういうわけでわたしたちは日曜日に福岡に戻ることになる。この先どうなるかわかっているというのは、気分的に全然違うものだ。すでに経験しているからといって、興奮しないというわけではない。わたしは福岡の街を大変エンジョイしているし、自分のアパートに戻るのも楽しみだ。荷解きをし、落ち着いて、素晴らしい野球の季節に備えるというのは悪くない。

2008年春季キャンプを振り返ってみて、唯一わたしの心に引っかかることがある。うちの若手ピッチャーがキャンプで投げ込む球数の多さだ。アメリカ人にとっては途方もない数なのだ。昨年のホークスドラフト一巡目指名のオーバは3日連続でマウンドに立ち、395球という驚異の投げ込みを行った。春季キャンプ全体でいえば、21日間で1469球である。すなわち隔日で平均139球を投げていることになる。素晴らしい。

みなさまにはこの数字がピンとこないかもしれないが、同じ21日間でわたしの球数が525球であったことと比較してほしい。わたしは隔日で平均50球なのだ。そりゃあんたはリリーフだから、と言われるかもしれないし、それも確かに十分な根拠になるかもしれない。うちのアメリカ人先発であるリック・ガトームソンはやはり21日間で447球、隔日平均で43球を投げている。

わたしは球数の件でオーバと話をし、あっさりと質問してみた。「きみは5年間投げていたいのか、それとも15年か?」 かれが20年投げていたいと答えたので、こう言ってやった。「素晴らしい。それならスローダウンしたほうがいいぞ」。かれは輝かしい未来を持つ好青年で、今シーズンの活躍ぶりは是非ご覧になっていただきたい。その若さとやる気にはわたしも大いに好感を抱いている。

この子に会いたくてしょうがない。